ヨウシュヤマゴボウ(毒あり注意)
ヤマゴボウ科。北米原産の帰化植物。公園のあちこちに生えています。他に同属のヤマゴボウといわれるものが有って、花はこれよりややきれいで花が垂れずに上を向いて付くそうです。高さ1m以上のかなり大きい草です。初夏から夏に花が咲き、その後、下に掲載したような紫のブドウのような実を付けます。この実がつぶれて服などに付くとなかなか落ちないので、アメリカではインクベリーと呼ばれ、一時染料、ワインの着色料として使っていたことが有るそうです。しかし毒草ですので今は用いられていません。スーパーなどで山菜ヤマゴボウとして売られているものはキク科のモリアザミか普通の野菜のゴボウです。間違えてこの写真の本物のヤマゴボウの根を食べないでくださいね。
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