ヨモギ1(食べられる野草)
公開日:
:
最終更新日:2014/04/06
一年草の野草(食用) レシピ, 一年草, 食用
キク科。別名モチグサ。どこにでもところかまわず生えています。ご存知、ヨモギ餅は有名ですね。でも山菜としても食べられます。この写真のような、5、6月の若い茎葉を摘んできて、おひたし、汁のみ、てんぷらにしてもおいしいです。ヨモギと誤食されて、よくニュースになるのが猛毒トリカブト。トリカブトの葉とヨモギの葉はあまり似ていません。でも芽が出始めのころ、ヨモギの中に混じって生えていることがあるので一緒に摘んでしまうようです。ヨモギの葉や茎には細かい毛が生えていますがトリカブトには生えていません。トリカブトは昔から保険金殺人や暗殺などに使われた猛毒です。四谷怪談にも使われました。また毒矢の毒はトリカブトの根を煎じて作ったものです。自信の無い方は、必ず茎の先をつぶして香りをかいで見ることです。ヨモギ餅の、あのなつかしい香りがしたら必ずヨモギです。
関連記事
-
-
ヨメナ2(食べられる野草)
近付いて眺めるとこのようにきれいです。漢字で「嫁菜」。きっと「お嫁さん」のようにきれいだから名付けら
-
-
シャクの花(食べられる野草)
なかなか楚々としてきれいな5弁花です。1弁だけ大きかったり、均整がとれていません。
-
-
ギシギシの花(食べられる野草)
ギシギシの花は赤くなりません。青いまま褐色に変わってゆきます。
-
-
イタドリの食べ方(食べられる野草)
イタドリの生食の方法。上の写真のように葉がまだ開ききらない若い茎の根元をポクリと音がするところで折り
-
-
ドクダミの花(食べられる野草)
ドクダミの花です。なかなかすっきりしてきれいです。しかしまあここでは健康の方に役に立ってもらいましょ
-
-
ヨモギ2(食べられる野草)
ヨモギの少し大きくなった個体です。これくらいのものは、山菜としては堅くて食べられません。茎葉を干して
-
-
キクイモの葉(食べられる野草)
このように細長い葉です。
-
-
ヤマブドウ1(食べられる野草)
ブドウ科。野生のブドウです。栽培品種より酸っぱくて甘みは少ないのですが野生的な味でけっこうおいしいで
-
-
シャク(食べられる野草)
セリ科。別名山ニンジン。どこにでも有ります。茎は1m前後。半日陰、やや水分の多い場所を好みます。5月
-
-
スイバの花(食べられる野草)
スイバの花はこのように赤くなります。花として鑑賞してもなかなかです。