ハコベ(食べられる野草)
ナデシコ科。別名ハコベラ、アサシラゲ。これが春の七草で言うハコベラです。どこにでも大量に有ります。春から秋にかけ、写真のような白い5弁花を付けます。花弁が十枚のように見えますが一枚一枚が深く根元まで裂けているので十枚に見えるのです。初冬から初夏まで摘めます。アクが少ないのでそのままてんぷらに。茎葉を熱湯でゆでて水にさらし、おひたし、ごまあえ、酢みそあえ、汁の実に。雑草退治と一石二鳥。大型のウシハコベも同様に食べられます。写真に見える花のつぼみはセキセイインコの大好物です。朝、つぼみの多い茎葉を摘んでインコに与えると争ってついばみます。
関連記事
-
ツユクサ1(食べられる野草)
ツユクサ科。どこにでも生えています。秋には、みなさまよくご存知の青い花を咲かせます(この下の写真、ツ
-
カラスノエンドウの花(食べられる野草)
花はマメ科独特の蝶形花。ピンクで美しいものです。カラスノエンドウはピンクの花を枝先に一個ずつ付けます
-
アザミ(食べられる野草)
キク科の多年草。でも春先の若芽はくせが無く昔から食用にされていました。アザミはどの種類でも食べられま
-
ヤマフキ1(食べられる野草)
キク科。4月から6月、どこにでも大量に生えています。似ている葉に同じ科のノブキ、ツワブキが有ります。
-
ミツバ(食べられる野草)
早春になるといつも山菜を思ってそわそわします。ミツバはまさに春の味。その野生的な香味が命です。市販の
-
モミジイチゴ(食べられる野草)
バラ科。一般にキイチゴと呼ばれています。春先に花が咲き、初夏にはもうおいしい実を付けます。子供たちの
-
ツリガネニンジン(食べられる野草)
キキョウ科。この花の若芽が「トトキ」です。日当たりのよい野原や土手、山道の脇に見つかります。夏か
-
モミジイチゴの花(食べられる野草)
モミジイチゴの花です。春に純白の花を下向きに付けます。葉がモミジに似ているのでモミジイチゴと名付けら
-
オオバコ1(食べられる野草)
オオバコ科。この草は人に踏まれそうな道路わきや土の駐車場、細道の木の階段などに葉を広げています。人が
-
セリ(食べられる野草)
4月から6月、沼や小川の脇、常に水があるような場所に生えています。セリの持ち味はその香味。おひたしに