ヨモギ2(食べられる野草)
公開日:
:
最終更新日:2014/04/06
一年草の野草(食用) レシピ, 一年草, 食用
ヨモギの少し大きくなった個体です。これくらいのものは、山菜としては堅くて食べられません。茎葉を干して漢方薬「カイヨウ」として使われます。体を温め、食欲増進、止血、冷え性から来る腹痛、胸焼け、下痢、便秘、血尿、痔などに効果があります。ヨモギ茶というのも市販されています(下に作り方を書いておきますね)。またお灸に使う「もぐさ」はこのヨモギの茎葉の毛を集めて作ったものです。その他、ヨモギには茎葉に火薬の原料となる物質を含むそうです。およそ400年前、織田信長はこのヨモギから火薬の原料を作りました。[ヨモギ茶の作り方]→全草を刈り取ってきてよく水洗いし、軒下で陰干しをします。カラカラに乾いたら細かく刻んで油無しのフライパンで炒ります。あとはお茶と同様にしていただきます。残ったものは乾燥剤入りタッパーなどに保存しましょう。
関連記事
-
-
ミツバの葉(食べられる野草)
ミツバの葉です。このように三つの葉があるので「ミツバ」。ただ、ミツバに似ている毒草があります。それも
-
-
シロヨメナ(食べられる野草)
キク科シオン属。「ヨメナ」と名付けられていてもノコンギクの方に近いそうです。花は密集して咲きます。
-
-
タンポポ(食べられる野草)
タンポポ。タンポポはその苦味を利用してさまざまな食用とされています。ヨーロッパではサラダ、スープ。日
-
-
イタドリの食べ方(食べられる野草)
イタドリの生食の方法。上の写真のように葉がまだ開ききらない若い茎の根元をポクリと音がするところで折り
-
-
フキノトウの花(食べられる野草)
フキノトウの純白の花が顔を覗かせました。近付いてよく眺めるとなかなか可愛いもの。これくらいのものでも
-
-
シャクの葉(食べられる野草)
このように細かく切れ込んだ葉です。ちぎって匂いを嗅ぐとセリ科特有のおいしそうな香りがします。ドクニン
-
-
タンポポの葉2(食べられる野草)
タンポポの葉っぱの形です。
-
-
キクイモ(食べられる野草)
キク科ヒマワリ属の多年草。別名アメリカイモ、ブタイモ。原産は北アメリカ。日本へ江戸時代末期に飼料とし
-
-
アカツメクサ(食べられる野草)
マメ科。シロツメクサよりやや大型でピンクの大きい花を咲かせます。シロツメクサとの違いは花の下にすぐ葉
-
-
ミソハギ(食べられる野草)
ミソハギ科。別名ボンバナ、ボングサ、ショウリョウバナ、ミズカケバナ。昔、祭事にこの花穂に水を含ませ、