ヤマモモ(食べられる野草)
ヤマモモ科。暖地に生える雌雄異株の常緑高木。バラ科の普通の桃とは全く別種です。高さは15mにもなります。寒地では育たないので注意。石川県森林公園に有りました。このごろ温暖化で可能なのでしょうかねえ。初夏に写真のようなおいしそうな実を熟します。公園内ですから撮影だけで私はまだ食べたことが有りません。多汁で甘く、ほどよい酸っぱさが有るそうです。人によっては松やにのにおいがするという方もいらっしゃいます。熟成の度合いによって味が違うのかもしれません。ジャムやゼリーに加工したり、塩漬け砂糖漬け、焼酎に漬け込んでヤマモモ酒を作るそうです。果実は日持ちがしないので全国的な流通経路に乗らないとのこと。暖かい地方だけの果物のようです。
関連記事
-
ヤマフキ1(食べられる野草)
キク科。4月から6月、どこにでも大量に生えています。似ている葉に同じ科のノブキ、ツワブキが有ります。
-
アザミ(食べられる野草)
キク科の多年草。でも春先の若芽はくせが無く昔から食用にされていました。アザミはどの種類でも食べられま
-
ノビル(食べられる野草)
ユリ科の多年草。野生のネギの一種。畑のへりや土が軟らかい道端で時々見かけます。地下に直径1cmほどの
-
ミツバ(食べられる野草)
早春になるといつも山菜を思ってそわそわします。ミツバはまさに春の味。その野生的な香味が命です。市販の
-
オオバギボウシの花(食べられる野草)
これがオオバギボウシの花。子供の広場休憩所横のものが最も大株です。森林公園ではあちこちに植えられてい
-
ヨメナ1(食べられる野草)
キク科ヨメナ属。一般に野菊と呼ぶ花。どこにでも見かけます。若芽は香りが良いので山菜として人気が有りま
-
セリ(食べられる野草)
4月から6月、沼や小川の脇、常に水があるような場所に生えています。セリの持ち味はその香味。おひたしに
-
オオバコ2(食べられる野草)
オオバコの葉の形です。その薬効の範囲は広く、乾燥したものは生薬「車前子(シャゼンシ)」と言い、セキ止
-
ツリガネニンジン(食べられる野草)
キキョウ科。この花の若芽が「トトキ」です。日当たりのよい野原や土手、山道の脇に見つかります。夏か
-
ハコベ(食べられる野草)
ナデシコ科。別名ハコベラ、アサシラゲ。これが春の七草で言うハコベラです。どこにでも大量に有ります。春