オオバコ2(食べられる野草)
オオバコの葉の形です。その薬効の範囲は広く、乾燥したものは生薬「車前子(シャゼンシ)」と言い、セキ止め、利尿、健胃、整腸、消炎、鼻血、むくみ、下痢、更年期障害の治療薬として用いられています。特に便秘、下痢などに特効が有ります。作り方は簡単。体調を気になさる方はぜひ試してください。[オオバコ茶の作り方]→根を含んだ全草を水洗いし乾燥させる。水500gに葉5gぐらいを入れて沸騰させ、半量ほどになったら出来上がり。食用としても調理の仕方によってはおいしいです。できるだけ柔らかそうなものを摘み取り、スジが少し硬いので長めにゆで、ゴマあえにするとけっこういけます。てんぷらにするときは、スジにそって包丁で少し切れ目を入れてください。切れ目を入れないと葉が膨らんではじけますので熱い油が飛んできます。
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