ノコンギク(食べられる野草)
公開日:
:
最終更新日:2014/04/06
一年草の野草(食用) レシピ, 一年草, 食用
キク科シオン属。漢字で「野紺菊」。ノコンギクとヨメナの花はそっくり。草姿、葉の形、生えている場所もほぼ同じで普通は見分けがつきません。わずかな違いは、(1)花の中央の黄色い部分を割ると、薄い毛(冠毛)が目立つのがノコンギク、毛がほとんど無いのがヨメナ。(2)ノコンギクの葉は細かい毛が有り、触るとざらざら。ヨメナの葉は毛が無くすべすべ。(3)ノコンギクは枝分かれが小さく花やつぼみが密集して付く。ヨメナは枝分かれが大きく花の付き方がまばらな感じがする。(ヨメナの方が花の下の茎が長いので「ヨメナはハナの下が長い」という言葉も有ります。)しかし、ノコンギクもヨメナ同様山菜にできます。ヨメナの方が味がいいということですが、あまり細かい詮索は要りませんね。これに似た花の若芽は片っ端から食べられます。
関連記事
-
-
オオバギボウシ(ウルイ)1(食べられる野草)
ユリ科。5月から6月頃、山間湿地の木漏れ日が当たる程度の場所に生えています。山菜としては「ウルイ」。
-
-
ゼンマイ1(食べられる野草)
シダ科。写真の左が栄養葉(葉になる)、右が胞子葉(胞子を飛散させて子孫を作る)です。食材にするのは左
-
-
ナツハゼの花(食べられる野草)
5月頃咲くナツハゼの花です。山道脇のヤブから顔を出していました。花の時からおいしそう。まるでおとぎの
-
-
シャクの花(食べられる野草)
なかなか楚々としてきれいな5弁花です。1弁だけ大きかったり、均整がとれていません。
-
-
ノコンギクの葉(食べられる野草)
葉のふちには鋸歯(ギザギザ)が有ります。ヨメナの葉とそっくりですが、かすかな毛が生えており、触るとざ
-
-
ツワブキ(食べられる野草)
。キク科。これは森林公園のものでは有りませんが比較のために載せました。ご覧のようにツワブキの葉はヤマ
-
-
タラノメ2(食べられる野草)
5月中旬のタラノメです。もうだいぶ葉を伸ばしてきました。これくらいになると堅くて食べられないから、こ
-
-
フキノトウの花(食べられる野草)
フキノトウの純白の花が顔を覗かせました。近付いてよく眺めるとなかなか可愛いもの。これくらいのものでも
-
-
タンポポの葉2(食べられる野草)
タンポポの葉っぱの形です。
-
-
エゴマ(食べられる野草)
シソ科の一年草。東南アジア原産。漢字で「荏胡麻」。青じその変種。道端にいくらでもみつかります。葉も花